相続財産から控除できる葬式費用の範囲

遺産総額から差し引くことができる債務のうち、葬式費用は一定のものに限られるため、注意が必要です。

(1)葬式費用に該当するもの
相続税を計算するときに、遺産総額から差し引くことができる葬式費用は次のとおりです。

①葬式を行うときやそれ以前において、火葬、埋葬、納骨等をするためにかかった費用
②葬式に際して施与した金品で、被相続人の職業、財産その他の事情に照らして相当程度と認められるものにかかった費用
③上記①及び②に掲げるもののほか、葬式の前後に生じた出費で通常葬式に伴うものと認められるもの
④死体の捜索又は死体や遺骨の運搬にかかった費用

(2)葬式費用に該当しないもの
次に掲げるようなものは、相続税を計算するときに、葬式費用として取り扱わないこととされています。

①香典返しのためにかかった費用
②墓石や墓地を買うためにかかった費用、墓地を借りるためにかかった費用
③初七日や法事などのためにかかった費用

2016年06月25日